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2009年05月24日 アーカイブ

2009年05月24日

【書くの忘れてたシリーズ】鉄のフライパンとオムレツトントン

最近フッ素加工フライパンの一つがくっつくようになってしまったので
折角なので寿命の長い鉄のフライパンを買うことにしました。

とにかく安いのを探していた時に知ったのがブルーテンパー(ブルーイング)。
黒皮を落としてロールで延ばしてツルツルにした後焼き付けて酸化皮膜を作ったもの…らすぃ…。
よく分からないけど鉄鍋を空焼きして作る黒錆を、より強固に、よりムラなく施した物と認識。
山田工業所のフライパンと迷ったのですが
値段、納期、空焼きの手間等を考え購入したのは
EBMブルーテンパー22cm。
ちょうどその頃プロがオムレツを上手に作ってる動画を見て
「オムレツ作りてー!中がトロトロのオムレツ食いてー!」
と思っていたので、小さめの22cmにしたのですが…
(フライパンが大きいと卵がすぐ固まってしまいスクランブルエッグになったり
上手く形を作れずペシャンコになったりしてしまう。
卵2つなら20cm前後が丁度良い。)

届いたのを確認したら底は思った以上に小さかったです。(10数cm)
他の料理にも使う事を考えたらもう一つ上のサイズの方が良かったかもしれません。
山田工業所製打出し中華鍋と違い、鍋肌は青黒く平らでツルツルピカピカ。
サビ止めはクリアラッカーではなくシリコン加工で空焼き不要との事。
一応油に馴染ませた方が良いと思いクズ野菜を黒くなるまで炒めた後
早速オムレツ作りにチャレンジ。

よく料理漫画などで「オムレツは卵料理の基本」で
美味しいオムレツを作れるようになるには長い年月が必要とか
これが作れないと一流の料理人とは言えないとか何やら色々語られる事が多いですが
それはあくまで究極とか至高のオムレツの話で
そこそこのオムレツ程度なら簡単にできるもんだとばかり思ってました。…が、
ググって色々調べたオムレツの作り方通りにやっても全然形にならねああああッ!

★良く書かれているオムレツの作り方★
強火でフライパンを熱し、バターを入れ溶けきる前に卵を入れ
円を描くように箸を動かし、外側の固まった卵を中へ、中を外へ出すようにして
全体が半熟一歩手前になったら前方に45度傾け卵を向こうへまとめ、火を止める。
その状態でフライパンを柄を叩くと勝手に丸まってくるので1回転させたら出来上がり。

卵2個で強火でやったらあっという間に固まってしまったので、今度は3個でやったら
トントンやっても全く丸まらないどころか卵がボタボタとこぼれ落ちる始末。
ナニコレ?
何度やっても成功の兆しすら見えません。
あまりにもどうしようもないので
作り方は全部嘘だとか、ネットで見た動画はCGなんじゃないかとか色々考えながらも
あきらめず毎日何度か作って…
ようやく、ようやく回転するようになりました。
叩く強さやスピード、フライパンの角度が極端だと失敗するっぽいです。
あと卵がフライパンから完全に離れていないとダメ。一部でも付いてると×。
火加減も強すぎるとすぐ固まっちゃうし
弱火だと中トロトロにできない、回転できない。
炎の先がフライパンに当たる位が丁度良さげ。
手と肩に余り力を入れず、柄を叩き、
フライパンの先を軽くリズミカルに上下させればアラ不思議、勝手に回り始めます。
途中で叩くのをやめると回らなくなっちゃうので一気にやる事。
あとちょっと位形が歪でも盛りつけの際ごまかせるので気にしない!

オムレツ

オムレツの中
形よりも中のトロトロ具合の方が(個人的には)重要です。