聡ずかしながら粉瘤の手術に行って参りました。
以前粉瘤ができて炎症を起こし、その時は医者に貰った抗生物質とステロイド軟膏でごまかしたのですが、
その後も不定期に再発し、痛い思いをしてきました。
しかももう1箇所できるし。
こちらは今の所炎症を起こさないので痛くはないのですが爆弾であることに変わりはない訳で。
やはり色んなサイトで書かれてた通り、手術で取らないと絶対に治らない、
何度も再発するという情報に間違いはありませんでした。33-4
という訳で、意を決して近場の皮膚科に行きました。
真夏だと「手術後数日お風呂に入れない」とか言われたら悪夢なので夏前に行ったのですが、
まだ炎症が収まりきっておらず、2ヶ月後に改めて来るよう言われました。
前述の通り真夏は嫌なのでいっそ涼しくなるまで待つ事にしたのですが、
待ってる間にまた炎症を起こし、また数ヶ月待ち…。
結局手術できたのは意を決してから半年以上後、年明けですよ。
「麻酔注射」と「手術そのもの」と「手術後」の痛みが懸念していた部分だったのですが、
まず麻酔注射はさほど痛くありませんでした。背中だからね。
「寝っ転がったら下に尖った砂粒があって痛いなあ」と同程度くらい。余裕で我慢できました。
ただ時間が結構長かったです。2箇所あるので2本打ったのですが、合計で2~3分位注射が続くという。
これが顔とかだったらキツイだろうなあ。麻酔のための麻酔が欲しくなるんじゃないの。
その後麻酔が効くまでしばらく待ってから手術開始。
消毒された時全然感覚が鈍ってる感じがしなかったので
「あれ?これ効いてなくない?うわヤバイよ全然大丈夫じゃないようわああああああ」
と焦ったのですが、実際にはバッチリ効いてて、
いざ手術が始まっても全くこれっぽっちも痛くありませんでした。
チョキチョキというかパチパチというか何かハサミのような音が聞こえて
ちょっと引っ張られてる感じがしただけ。
あまりに拍子抜けで思わずちょっと笑っちゃったくらい。
ずっとうつ伏せで顎を枕に乗せてたのでむしろ顎や首の方が痛くて辛かったです。
手術時間も麻酔待ち時間より短く、苦戦してる様子もなく、
縫合して防水のテープだか何だかを貼ってもらって(背中なので自分では見えないけど)すんなり終了。
多分切開法ってやつですね。世の中にはくり抜き(へそ抜き)法+縫わないってやり方もあるみたいですが、
個人的には縫ってもらった方が安心感が有ります。身体に穴が空いたままとかこえーよ!
切り取ったのを見せてもらいましたが、
炎症を起こした事が無い側は小さい丸い豆粒、あるいはえぐり取った小魚の目ん玉みたい。
何度も炎症を起こした方は破れて萎んだ風船みたいでした。
こりゃあ確かに手術で取らないと絶対治らんわ。めっちゃしっかりした組織だもの。
時間経過で分解されて体内に吸収されるとかそんな奇跡はまず無さそう。
手術後、抗生物質と痛み止めを貰い(ここは処方箋でなく受付で薬をいただけるのが嬉しい)、
帰宅し、数時間後麻酔が切れた時にはさすがにジンジンと痛みだしたものの、
炎症した時と同程度かマシな程度で、痛み止めを飲まずとも普通に我慢できるレベル。
それも寝る頃にはすっかり引いて、触らない限り何事もなかったかのようでした。
痛みよりも、普段仰向けで寝てるので、横やうつ伏せが寝づらくてしょうがないのが辛い。
早く天井を見て寝た~い。
あ、防水のテープ?フィルム?のお陰でお風呂は普通に入れます。すごいね。
抜糸は1週間後。それで粉瘤との長い戦いに終止符を打てます。本当に長くて辛かった…。
怖くて粉瘤の手術をためらってる人がもしこれを読んでいるなら、
「観念してとっとと医者行け」と言いたいです。
炎症が収まっても絶対また再発すっから。手術で取らないと絶対治らんから。
完全に余談ですけど、
子供の頃、水イボ?とかいうのが背中や肩にできて、
今回とは違う医院に行って処置してもらった事があるのですが、
それが何かの器具(ピンセット?)で麻酔も無しで1個1個潰していくというフザけたやり方で、
足がガクガク震えるほど(比喩でなくマジで震えた)痛かった思い出があります。
それに比べれば今回は本当に全く痛くありませんでした。
診てもらった先生が良かったのかもしれませんね。
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